サッカーのユニフォームのシャツはマナーの観点からシャツインするのが2000年代半ばまで当たり前だったが、体内にこもった熱を逃がすという機能上の目的でシャツを出すプレイヤーが増加した。 デザインにもよるが、現在では問題になる可能性のある組み合わせである。 ちなみに1994年から導入されたチャンピオンパッチは、現在の金のJリーグロゴではなくヤタガラスが使用されていた。広島に関してはクラブフラッグに描かれていた3本の矢をエンブレム代わりに使用し、これは2004年まで続いた。
胸番号の掲出はリーグの必須規定となり、以後2018年まで続いた。 ただしこれは当初から試験的な導入であり、1997年よりJSL時代で採用されていた固定番号制に戻している。一方で横浜Fや清水はクラブフラッグの一部を切り取ったような意匠をそのままエンブレムとして採用した。一社提供は独占供給契約が終了する1996年まで続いており、翌1997年からはリーグ戦用とカップ戦用で同一のユニフォームが使用されるようになった。
なおユニフォームの変更時期も現在とは異なり2年に1度(浦和、鹿島など)か、一度も変更しない(広島、市原など)のどちらかであった。浦和の旧エンブレムは当時の運営法人名に由来する「MITSUBISI URAWA FC」で、特に開幕のごく初期はエンブレム一部に三菱ロゴをあしらうなど企業色の濃いものであった。
ジェフ千葉(黄色)対清水エスパルス(橙色)では、両チームともホームユニフォームを着用していた。名古屋グランパスに関しては大株主のトヨタが企業色が濃くなるとして胸スポンサーでの掲出を拒否していたが、胸部が寂しくなるとの理由でチームロゴを掲出させたといわれる(ただし、2001年よりTOYOTAロゴを掲出中)。